先輩からのメッセージ
- 在宅より密接に利用者さんに関わり
支援できるのがかんなの里の魅力
前向きにチャレンジを続けたい -
看護師 青木 真由美
沖縄県うるま市出身。看護師を目指し関東の看護学校を卒業後、埼玉県内の総合病院に就職。結婚・出産を経て17年前に沖縄に戻り、総合病院にて外科、整形外科、耳鼻科、眼科、血管外科、脳外科、手術室術前術後管理等を経験。2019年4月に「かんな病院」へ入職、2019年10月より現職。
「かんな病院」が目指す姿が自分にしっくりときた

「かんな病院」との出会いは、ちょうど子ども達が自立して大学生、新社会人となり、自分も新しいスタートをしたいと思い、地域医療に関われる職場を探していました。いくつかの病院を見学しましたが、その中で「かんな病院」が目指す姿が自分にしっくりときたんです。実際に見学に来て、院長のメッセージにもある「地域に根差した医療」をできる環境だと思い入職しました。
入職後は「かんな病院」の回復期リハ・地域包括ケア病棟で勤務しました。地域医療を担う病院ですが、地域包括ケア病棟では、近隣の急性期病院から準急性期レベルの患者さんを受け入れています。この地域にその機能を持つ病院が無いため、「かんな病院」が一手にその役割を担っています。また過去に経験した整形外科等での経験など、これまでの経験をすべて活かせる環境でした。半年ほど経ったころ、併設の「かんなの里」訪問看護への異動の打診を受けました。訪問看護は初めての経験でしたが、新しいチャレンジだと考えて飛び込んでみました。
在宅の訪問看護より密接に利用者さんに関わり、支援ができる

看取りとなる方には、身体状態の管理、食事の管理、緩和・疼痛コントロール等を行いますが、かんなの里で看取りも多く経験している介護スタッフが多く、看護師が指導しながら安心してケアできるようバックアップをしています。介護施設でここまで看られる施設は他にないと思います。
「かんなの里」のもう一つの特徴は「活性化ケア」です。日常生活の中での動作訓練、集団リハなどを集中的に行い、脳と体の活性化を図るリハビリテーションを実施しています。訪問看護プランの中でも活性化ケアを組み込み、また集団リハにはリハ職・介護職とともに看護師も参加しています。病院と比べると、看護師と介護職・リハ職で話し合ってアセスメントを行い、より密接に生活状態や身体状態を身近に理解した上でプランを組み立てられることが大きな違いです。また、在宅の訪問看護と比べると、状態変化をいち早くキャッチして医師の指示をもらい、看護支援を行うことができます。
風通しの良い職場、前向きにチャレンジすることを大事にしたい

「かんなの里」では活性化ケアに取り組んでいますが、毎日の訪問の際の生活動作訓練や、集団でのリハなど機能訓練を行う中で、まず利用者さんの表情が変わってきます。病院ではほとんど動きが無かった方が、活性化ケアに参加するうち、刺激からまず感情の表出や表情が変わり、手足が動くようになり、手引き歩行まで出るようになっていきます。病院でも身体機能のリハは行われていますが、このような取り組みはないと思います。利用者さんの変化、回復に驚きを感じるとともに、その回復を支えるやりがいを感じます。何事もそうですが、常に前向きにチャレンジすることを大事にしたいですね。まだまだ勉強することがたくさんあります。
子どもたちが新社会人になり、一人は看護大学に進みました。親として、先輩看護師として、仕事に対しても、プライべートでも、いつも楽しそうに仕事をしている、そんな姿を見せたいと思います。
身近に相談できる環境があり、私たちがしっかりと支えます

在宅や施設訪問看護が未経験でも、一人で業務を行うのではなく、身近に相談ができる環境があり、私たちがしっかりと支えます。
在宅ケアに興味がある方、ぜひお待ちしています!