先輩からのメッセージ
- 名護から宜野座、その時間がちょうどいい。私にとって気持ちを切り替える「大切な時間」
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看護助手 伊野波 詩織
前職では歯科医院の受付、産婦人科医院の看護助手として計7年勤務、その後合同説明会で「かんな病院」のブースを訪れた際、そこで出会った人柄に惹かれ、当院に入職。
人柄に惹かれ、見学でそれを実感して「ここに決めた」

そんな時、名護で合同企業説明会があり、「かんな病院」の方とお話をできたのがきっかけで当院を知りました。そこで出会った人柄と、未経験から介護、医療的ケアの資格取得支援の仕組みも魅力で見学に来ました。
どんな職場でも、上の方がピリピリしていると、それがスタッフや利用者・患者さんにも伝わってしまうと思います。でも「かんな病院」に来てみて、それが無かった。名護の説明会で出会った人柄そのままの職場だとわかって、「ここに決めた」と入職しました。
名護から宜野座、その時間がちょうどいい。私にとって気持ちを切り替える「大切な時間」

名護からかんな病院まで車で25分。それが私にとって、仕事と生活の気持ちを切り替える「大切な時間」になっています。朝は名護湾の青い海から宜野座の緑と空。帰りは58沿いの夕陽、最高の気分転換になります。前職は近かったので仕事での出来事を引きずったまま子どもに接してしまったり、逆に家でのバタバタのモードのまま職場に入ったり。女性にとって、一人になれる時間ってとても大事だと思います。
かんな病院では、子育てなどの事情で夜勤や遅番ができない方は、日勤だけ、早番だけの勤務もできます。それであれば17:30には家に着くことができます。私と同じように、子育てをしながら働きたい人には日勤+早番であれば時間の融通が利くのでおススメです。
人それぞれの距離感や関わり方を大切にしたい

療養の患者様では、お看取りの中で学ぶことが多くあります。先日、初めて看取りに関わりました。関わる中で、自分自身の感情とどう対応したらよいだろうかと心配していましたが、ご家族と一緒に最期を看取らせていただいた時は不思議と静かな心でした。それまで、戦争の話、ご家庭の話、患者さんのお話やご家族から聞いたエピソードを思い起こし、これまでの人生を全うされた人生の先輩に、よく頑張られたと思いがありました。
このように日々、多くの患者さんと接する中で、患者さんの気持ちを第一に考えて対応することを心がけています。お話を聞く中で、人それぞれの距離感や関わり方があります。例えば、ご家族の話をしたくない人もいれば、お話し好きの人もいます。落ち込んでいるときは声をかけるし、何か変化があれば担当看護師に情報を共有して、一番長く、近くにいる立場として、人と人の関係を大事にしたいと思っています。
働く姿やチャレンジする姿から、子どもに何かを学んでほしい

私自身、今後、初任者研修の資格も取りたいと考えています。資格取得支援の制度があるので働きながらスクールに通うことができます。いくつになっても、常に学ぶことがあると思っています。
子どもにも、母の働く姿や、資格を目指して勉強する背中を見せることで、何かを学んでほしいなと思っています。