先輩からのメッセージ
- 「困っている人を助けたい」その初心を変わらず大切にしています。
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介護福祉士 比嘉 優一
25歳の頃、「人の役に立てる仕事をしたい」と介護職に興味を持ち、介護の分野へ。
有料老人ホーム、デイサービスなどを計6年経験の後、「かんなの里」新規開設の募集を知り「かんな病院」に入職。開設と同時に「かんなの里」へ。
医療的ケアと活性化ケアができる「かんなの里」を志望して入職
有料老人ホームで働いていた頃、患者さんの体調が悪くなった時の対応などから、医療的な面も学んでスキルアップしたいと考えていました。そんな時、「かんな病院」で新しく医療的ケアやリハビリに特化した新規施設がオープンすることを知り、新規施設を希望して「かんな病院」に看護助手として入職しました。医療的ケアの認定研修(※1号認定)なども受けさせてもらい、オープンと同時に「かんなの里」に異動しました。これまでの介護職経験を活かしながら、全国的にも例がない「活性化ケア」に取り組み、この7月からはサービス提供責任者としてケアプランの管理などに携わっています。
活性化ケアで回復されていく利用者さんの姿に感動
「かんなの里」では、病院では寝たきりだった方を受入れ、医療的ケアを提供しながら、日常生活の中で可能な限り離床しリハビリテーションを行うことで、心身の活性化を促し在宅復帰できるよう支援しています。具体的には、毎食の食事ごとに離床して、端座位などの機能訓練や、起きて食事を召し上がること、また食間の10時、15時と1日2回の集団体操や個別リハを行っています。起床することで覚醒による認知度の向上や、座位による体幹の機能が高くなります。それぞれの利用者にあわせた「連携パス」に基づいて、目標をもってステップを刻み、トレーニングを行っています。これを続けることで、経管栄養の方が食べられるようになったり、寝たきりだった方が車イスで移動できるようになり、日々回復されていく姿を目の当たりにしたり。寝たきりだった方が数か月の間に回復され、笑顔で「ありがとう」と在宅復帰される姿を見送るたび、リハビリの力はすごいと日々感じています。
「誰かの役に立ちたい」その初心を大事にしています
利用者さんに対する気持ち、「誰かの役に立ちたい」という思いでこの仕事に入りました。それを忘れずに利用者さんの気持ちに向き合うことを大事にしたいと思っています。若い頃は現場系の仕事で鍛えたこともあって、見た目がゴツいのでよく誤解されるのですが(笑)、「困っている人を助けたい」という思いでこの仕事に入り、ずっと続けていますし、その初心は変わりません。
ご自宅で家族を介護されている方も多いと思いますが、自分たちはプロとして大切なご家族をお預かりしています。医療的ケアも含め、介護技術は常にスキルアップを目指して学ぶ、それがどんな時にも慌てず、安心で安全なケアを提供することにつながります。そのスキルや安心感があった上で、利用者さんに対し「家族のように接すること」ができればと思っています。日々接する上では、自分の「おじい」「おばあ」だと思って尊敬をもって接しています。
「かんなの里」なら、他では経験できないスキル・知識が身につきます!
「かんなの里」は、介護職、ケアマネ、看護師、リハと多職種が一緒に動いているため、気軽に相談できるのが特徴です。だから自然と介護のスキル、医療・看護知識、リハビリの知識も身についていきます。また資格取得支援制度が充実していて、未経験から初任者研修、実務者研修、1号認定、介護福祉士と、資格取得補助制度を活用しながらスキルアップができます。現在のスタッフも大半は、「かんな病院」で1号認定の資格を取得して「かんなの里」に来ていますし、当施設オープン前は、「かんな病院」の看護助手の半分以上が介護福祉士有資格者になっていたり、県内でもこれだけやっている法人はないと思います。地域唯一の総合病院として、地域医療から在宅ケアまで一貫して対応できるのが私たちの強みですし、これから働く方にとっても、他の施設では経験できないスキルが身につきます。ご家族が驚くほど利用者さんが元気になる姿を見ることができ、スキルアップできるならここが一番だと思います。
ぜひお待ちしています!